直近の業績・予想
決算概況
(単位:百万円)
2024/6 |
2025/6 |
前期比 増減額 |
前期比 増減率 |
|
| 売上高 | 39,553 |
39,639 |
86 |
0.2% |
| 営業利益 | △241 |
537 |
779 |
— |
| 経常利益 | 130 |
836 |
705 |
541.9% |
| 親会社株主に帰属する当期純利益 | △318 |
424 |
743 |
— |
当連結会計年度における我が国経済は、インバウンド需要の増加や賃上げの一方で、物価上昇や為替変動、米国の新政権発足に伴う関税の引き上げ方針を発端とする世界経済の悪化が懸念され、先行きが依然として不透明な状況にあります。当社がおかれている環境は、国内市場における生産年齢人口の減少やフレキシブルな労働環境、業務の効率化といった働き方の変化に大きな影響を受けております。
このような状況のもと、「社会の変化の波をチャンスと捉え新たな成長へ」をテーマに掲げ、第11次中期経営計画(2025年6月期から2027年6月期)の目標達成に向けた取り組みを実行し、既存ビジネスを強化しながら、「サービス事業への展開」「ライフスタイル分野の拡大」「海外事業の強化」の3つの骨太の方針を遂行してまいりました。
当連結会計年度の業績につきましては、ライフスタイル用品事業の伸長により、売上高は396億3,950万円(前連結会計年度比0.2%増)となりました。利益面では、売上総利益率の改善(前連結会計年度比1.3ポイント増)、販売費及び一般管理費率の改善(前連結会計年度比0.7ポイント減)により、営業利益5億3,771万円(前連結会計年度は2億4,188万円の損失)、経常利益8億3,624万円(前連結会計年度比541.9%増)となりました。また、特別利益として政策保有株式の売却に伴う投資有価証券売却益、特別損失としてラチュナ事業に係るのれんの減損損失等があり、親会社株主に帰属する当期純利益は4億2,494万円(前連結会計年度は3億1,806万円の損失)となりました。
詳しくは決算短信をご覧ください。
業績予想
(単位:百万円)
2025/6 実績 |
2026/6 業績予想 |
増減額 |
増減率 |
|
| 売上高 | 39,639 |
42,000 |
2,360 |
6.0% |
| 営業利益 | 537 |
1,500 |
962 |
179.0% |
| 経常利益 | 836 |
1,600 |
763 |
91.3% |
| 親会社株主に帰属する当期純利益 | 424 |
1,000 |
575 |
135.3% |
そのような経済環境や事業環境のなか、当社グループは2027年6月期を最終年度とする第11次中期経営計画において、「社会の変化の波をチャンスと捉え新たな成長へ」をテーマに掲げております。このテーマのもと、既存ビジネスを強化しながら、「サービス事業への展開」「ライフスタイル分野の拡大」「海外事業の強化」の3つの骨太の方針を遂行してまいります。
文具事務用品事業においては、お客様と商品の特性に合った販売チャネル構築による販売戦略と、社会の変化に合わせ、働く現場と暮らしに寄り添う商品開発を進めます。海外では、マーケットインでの商品展開を進めてまいります。ライフスタイル用品事業では、グループ各社の成長戦略に沿った活動と、マネジメントコミッティを通じ、グループ各社の成長とグループシナジーを強化いたします。
