マテリアリティ(重要課題)

当社の経営理念およびサステナビリティの考え方に基づき、ESGの観点から当社の事業活動と社会課題の関連性が高い項目をマテリアリティ(重要課題)として特定し、これらに紐づく重要テーマを選定しました。​
特定したマテリアリティ(重要課題)をSDGsと関連付け、マテリアリティ(重要課題)の解決に向けた取り組みを通してSDGsの達成に貢献していきます。​

マテリアリティ(重要課題)・SDGs対照表

マテリアリティ(重要課題) 重要テーマ 関連するSDGs
■独創的な商品の開発による社会貢献 ・世の中にない新しい価値の提供
・サステナブルな商品の開発
・品質管理の徹底
・知的財産の獲得と保護
・経営理念の実践と社内浸透
■環境への配慮 ・CO2排出量の低減
・資源循環(3R)
・廃棄物管理
■多様な人材の活躍推進 ・労働安全衛生
・ダイバーシティ推進
・人材育成
・ワークライフバランス推進
■ガバナンスの充実 ・コンプライアンスの徹底
・リスクマネジメント

指標と目標

サステナビリティに関する5つの指標と目標を設定し、それぞれの達成に向けて活動に取り組んでいます。
なお、今後、サステナビリティの充実を図るために新たな指標と目標を検討・設定してまいります。
指標
目標
2023年6月期実績
環境配慮商品売上高比率
2030年6月期に80%達成
77%
CO₂排出量〈Scope1+2〉低減 2030年6月期に2021年6月期比30%低減
2021年6月期比21%低減
リサイクル・リユース率 回収した「テプラ」使用済みPROテープカートリッジのリサイクル・リユース率76%維持
76%
女性管理職比率 2030年6月期に20%達成
8%
有給休暇取得日数 2025年6月期に平均10日取得
11.8日
※1.CO₂排出量はScope1とScope2を対象にしています。
 2.有給休暇取得日数の実績集計期間は2022年6月16日~2023年6月15日です。
 3.「CO₂排出量低減」以外の指標と目標は、当社のみが対象となっています。

特定プロセス

STEP1:社会課題の抽出
マテリアリティ(重要課題)を特定するにあたり、国際的なサステナビリティ・フレームワークとなるGRIスタンダード、SDGs、ISO26000、SASB、ESG評価機関の評価項目等を踏まえて、検討すべき社会課題を抽出しました。
STEP2:社会課題の重要性評価
抽出した社会課題の重要性評価において、「社会およびステークホルダーからの期待・ニーズの大きさ」と「事業インパクトの大きさ」のニつの視点から当社グループにとって優先度の高い項目を抽出しました。
STEP3:マテリアリティ(重要課題)の決定
外部有識者を含めて検討を行った上で最終的なマテリアリティ(重要課題)を特定し、取締役会による承認を受けて決定しました。
STEP4:活動計画
今後定期的にマテリアリティ(重要課題)の見直しを検討し、さらなる経営戦略との統合によって継続的な企業価値の向上を目指します。