「TEPRA Label Editor」の「SPC10-API」機能について

「SPC10-API」は、Windows向けPCラベルソフト「TEPRA Label Editor SPC10」に搭載されたアプリケーション連携機能です。
Windowsで動作するシステムから「TEPRA Label Editor SPC10」を呼び出して、テプラによるラベル印刷を可能にします。(ラベルレイアウトの作成および「TEPRA Label Editor SPC10」の呼び出し部分のプログラムを作成する必要があります。)
自社開発システムからERP製品まで多くの業務用アプリケーションで利用いただいております。

「SPC10-API」機能の活用事例

  • 現在「SPC10-API」を使い、テプラと連携して印刷するソリューションを進めさせていただいているアプリケーションの一覧です。
ご注意
お使いになるには、Windowsでのプログラミングの知識と、「TEPRA Label Editor SPC10」の操作について十分ご理解されている必要があります。
また、外部プログラムの呼び出しが行なえないアプリケーションソフトからは、お使いになる事ができません。

仕組みについて

アプリケーション連携イメージ
  1. 1.印刷を行なう文字列データを、.CSVフォーマット(カンマ区切り)にて出力します。
  2. 2.あらかじめインストール済みの「TEPRA Label Editor SPC10」を外部プログラムとして、呼び出します。(印刷データファイルとテンプレートファイルをパラメータとして指定します。)
  3. 3.「TEPRA Label Editor SPC10」は画面表示を行なわないで、テンプレートファイルに従いテキストデータを流し込み印刷として印刷します。
    (文字以外にも、バーコード、QRコード、bitmap画像の印刷が可能です。)
  4. 4.印刷が終了すると「TEPRA Label Editor SPC10」が自動的に終了し、元のアプリケーションに戻ります。

アプリケーションソフトがExcel以外でも、基本的な制御方法は同じです。

ドキュメントなど

「SPC10-API」機能の使用方法などにつきましては、以下のドキュメントを参照ください。

使用条件

「テプラ」PROを既にご購入いただいている方で、Visual Basic、Visual C++、VBAなどの開発環境でのプログラミングが可能な方。
「テプラ」PRO SR-R980/SR970/SR950/SR750/SR-R680/SR670/SR550/SR530/SR-R7900P/SR5900P/SR5500P/SR3900P/SR3700P/SR3500P/WR1000をお持ちの方。

「TEPRA Label Editor SPC10」をインストールできるパソコン

対応OS

日本語 Windows 11/10 ※Windows 10は32bit版、64bit版に対応。

  • 各OSの推奨環境以上でお使い下さい
  • Windowsをアップグレードしたパソコンでは正しく動作しないことがあります
  • Enterpriseエディションは動作保証外です
対応PC PC/AT 互換機
対応OSが正常に動作するパーソナルコンピュータ
ハードディスク占有容量 約400MB
ディスプレイ 解像度 1024×768(XGA)/High Color以上
インターフェイス
SR-R980/SR970/SR950/SR750/SR-R680/SR670/SR550/SR530/SR3900P/SR3700P/SR3500P/WR1000の場合
USB接続(USB2.0/1.1 A-Bタイプ)
SR-R7900P、SR5900Pの場合
USB 接続(USB2.0/1.1 A-Bタイプ)、 有線LAN 接続(10BASE-T/100BASE-TX)、無線LAN 接続(IEEE802.11b/g/n)
SR5500Pの場合
USB接続(USB2.0/1.1 A-Bタイプ)、Bluetooth®接続

ダウンロード

Windows向けラベルソフト「TEPRA Label Editor SPC10」最新版をダウンロードする。

TEPRA Label Editor SPC10 Ver.3.05

SPC10_305.zip(約154MB)
  • インストールを実行すると、本バージョンより古いソフトウェアは自動的にアンインストールされます。
  • 古いソフトウェアをアンインストール後、再度TEPRA Label Editor SPC10 Ver.3.05のインストールプログラムを起動してください。
  • USB接続で使用する場合、「テプラ」本体のUSBケーブルをパソコンから外した状態でインストールを行ってください。
    ドライバのインストール中に「パソコンと本体を接続してください」というメッセージが表示されたら接続してください。

「TEPRA Label Editor SPC10」で開くことが出来るファイルは「TEPRA Label Editor SPC10(lw1)形式」、「TEPRA SPC10(tpe)形式」、「SPC9 DRAW(tpc)形式」、「SPC7(tpe)形式」です。ただし「TEPRA SPC10(tpe)形式」、「SPC9 DRAW(tpc)形式」、「SPC7(tpe)形式」で作成したデータは一部のデザインが正しく読み込まれない場合があります。
TEPRA LINK 2、TEPRA LINK、Hello、TEPRA LiteアプリとWindows用ラベルソフト「TEPRA Label Editor SPC10 Ver.3.05」との連携・互換性はありません。

サンプルプログラム Excelファイル、lw1レイアウトファイルをダウンロードする

「SPC10-API」機能を呼び出すプログラムを組んだ、Excelファイルをダウンロードいただけます。
簡易マニュアルを参照の上、ラベル印刷をお試しください。

印刷例

サンプルプログラム【備品管理】 印刷例イメージ1
サンプルプログラム【備品管理】 印刷例イメージ2

印刷例

サンプルプログラム【宛名ラベル】 印刷イメージ1
サンプルプログラム【宛名ラベル】 印刷イメージ2

印刷例

サンプルプログラム【値札ラベル】 印刷イメージ1
サンプルプログラム【値札ラベル】 印刷イメージ2
  • サンプルプログラムは、お使いのパソコン環境により正しく動作しない場合があります。ご了承ください。

お問い合わせ

「テプラ」PROおよび Windows向けラベルソフト「TEPRA Label Editor SPC10」に関するお問い合わせ。

尚、プログラミングに関するアドバイスやデバックなどにつきましては、当社のサポート対象外となります。
お問い合わせにつきましては一切お引き受け致しかねますので、あらかじめご了承ください。
また、アプリケーションソフトにつきましては、ソフトウェアの販売元へお問い合わせをお願い致します。