整理収納のプロ“梶ヶ谷陽子”が教える

暮らしが豊かになる
「ガーリーテプラ」の
ラベリング術

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Yoko Kajigaya

梶ヶ谷陽子

整理収納アドバイザー

梶ヶ谷陽子(かじがやようこ)

二人目の出産を機に会社員を辞め、2013年よりプロの整理収納アドバイザーとしての活動を本格始動。以来、個人や企業をクライアントに、テレビ出演や講演、執筆、企業研修、商品開発などを通して、独自の片付けメソッドを伝えている。著書に『片づけのレシピ』(主婦の友社)、『気がつけば、ずっと無印良品でした。』(GB出版)など多数。

私と「ガーリーテプラ」との出会いは、2013年、「ガーリーテプラ」が発売された頃に遡ります。心から気に入らないと買わない主義の私ですが、これは即決。かわいいフォントや絵文字が多数搭載されていること、そして何より、「子どもと一緒に」楽しめそうだったことが、購入の決め手でした。以来、初代「ガーリーテプラ」と2017年に発売された第2弾の両方を、用途によって使い分けながら愛用しています。

「ガーリーテプラ」は、今や公私にわたる私の強力なパートナーです。本当に多様な表現ができるため、整理収納に「自分らしさ」と「楽しさ」が生まれます。子どもも大人も、片付けが大好きな人って少ない印象ですが、私は幼い頃から片付けが大好きでした。けれど、家族が増えてからの片付けは、一人の時とはワケが違います。毎日のことだからこそ、家族みんなが笑顔で続けられる片付けが出来たら最高。その手助けをしてくれるのが、「ガーリーテプラ」なのです。自分らしくカスタムされた可愛くおしゃれなラベルが「ここにしまうんだよ」と示してくれるだけで、片付けのモチベーションが上がります。大切に選んで買ったモノたちが、家のあちこちで迷子になるのを防いでくれます。「ガーリーテプラ」に出会ってから、私の中でも、片付けのイメージが大きく変わりました。

それは家族にとっても同じです。二人の子どもたちも、好きな絵文字を選ぶことができるので、ラベル作りが大好き(ときに作りすぎるくらいに!)。自分で作ったラベルが貼ってある場所にモノを戻すことは、子どもたちにとって「片付け」というより「楽しい遊び」のような感覚です。今では、ラベルが貼られていないと子どもたちに指摘されるほど(笑)。母親である私も、家族に「どこにしまってあるの?」と聞かれたり、「片付けて!」と言うことが減って、暮らしが豊かになっていくのを実感しました。

私は、片付けには「その人らしさ」が重要だと考えています。誰かが決めた整理収納法や、その人にとって不自然な動線を強いるような収納場所では、継続することは難しいからです。きっちり細かく分類した方が片付けしやすい娘に対して、大きく分類した方がしっくりくる息子というように、使い手にあった整理収納法を見つけ出すことが大切だと感じています。その意味でも我が家では、「ガーリーテプラ」が、使い手に合った整理収納法を維持する強い味方となってくれているのです。その人らしいラベルを作って貼ってあげることで、毎日の整理収納はぐんと楽しく、維持しやすくなります。生活や家族とのコミュニケーションが、自分でも気づかぬうちにスムーズになっていくのを感じていただけると思います。

ここでは、「ガーリーテプラ」と出会ってから、たくさんの工夫と実験を経て行き着いた現時点での『我が家の「ガーリーテプラ」レシピ』を、5つの目的ごとに紹介しています。どれも、私が自宅で実際に実践している方法です。これらの事例を参考に、皆さんが、「ガーリーテプラ」を使った楽しく自分らしい整理収納方法を見つけてくだされば、こんなに嬉しいことはありません。ぜひ、「ガーリーテプラ」生活を楽しんでください。

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