対応するための手段は?

金融商品取引法(日本版SOX法)は、2008年4月以降の会計年度から実運用が開始されています。
内部統制に関する方針に基づく文書や記録(特に証ひょう類)の管理が必要です。

発生する文書は膨大。「継続」するための運用は大丈夫?

  主な文書 発生部署 文書の主な内容 管理方法のポイント 最適なファイリングツール
業務プロセス
(1)
業務記述書 各部署の推進委員 各部署で実際に行っている業務を抽出して文書化する。 業務プロセス毎にわかりやすくまとめることが出来るファイルを選ぶ。 フラットファイル・クイックイン<紙製>、<PP製>など
業務プロセス
(2)
フローチャート 各部署の推進委員 業務手順を図式(フロー)化してリスクを抽出する。 参照しやすいリング式のファイルが便利。 レバーリングファイルなど
業務プロセス
(3)
リスクコントロールマトリクス 各部署の推進委員 抽出したリスクに対するコントロールを一覧表にまとめる。 参照しやすいリング式のファイルが便利。 レバーリングファイルなど
業務プロセス
(4)
サンプリング書類 各部署の推進委員 対象業務からサンプリングし、その帳票をコピーして保存する。 業務毎に順序が狂わないように綴じる。 スーパードッチファイル<脱・着>イージーなど
IT統制 IT統制 情報システム システム・概要・仕様書(3点セット) 仕様決定の経緯やバージョンが狂わないよう、しっかり綴じる。 スーパードッチファイル<脱・着>イージーなど
  規程集 管理部署 内部統制に必要な規程集。不足するものは新規に作成。 一般文書とは異なるファイルで意識付け。
常に最新版となるよう、加除式のものにする。
特注ファイル(パイプ式)など
  業務マニュアル 各部署 業務を正確かつ明確に遂行できるマニュアルや手順書。 常に最新版となるよう、加除式のものにする。 スーパードッチファイル<脱・着>イージー、特注ファイルなど

文書の種類や管理方法に合わせて最適なツールを選択すれば、管理の手間が軽減できます。

全社で発生する文書・記録と、その管理のポイント 実際に管理が必要となるのは、業務内容を証明する際に証拠として求められる、現場で日々発生する記録や文書。 継続して運用できるよう、しっかりファイリングしておくことが大事です。