2000年入社 経営企画部
本を読むことが好きで、「読むこと」「書くこと」に関わる仕事がしたいと考え、文具業界を志望しました。その中でファイルだけではなく、テプラをはじめとした電子文具も扱っている点で、キングジムに特に興味を持ちました。文具業界以外の会社も含め、全部で30~40社受けました。一次面接はグループ面接の会社が多かったのに対し、キングジムは一次面接から最終面接までずっと個人面接でした。人事の方にこちらの話をよく聞いてもらえて、この会社で働きたいという気持ちが大きくなっていきました。内定ゼロの状態で2週間の教育実習に行くことになり、その間就職活動を進められず、とても不安な状況の中で、キングジムは実習が終わるまで待っていただけて、実習後に面接を受け、内定をいただきました。そうした一人一人に手厚い対応がある会社なら働きがいがあると思い、キングジムに入社を決め、今こうしてここで働いています。
主に①予算、②管理会計、③M&A(企業の合併・買収)の三つを担当しています。予算は、各部門からの申請予算の妥当性を検証し、調整を行ってキングジムグループ全体の予算を編成します。また、売上や経費の予算と実績の差異を分析し、今後の業績見通しを立て、取締役会での報告資料を作成しています。管理会計とは、意思決定や業績管理を行うための会計のことで、売上や利益の向上を目指し、経営判断に役立てるための会計情報を経営層や各部門に向けて提供しています。 M&Aに関しては、キングジムグループの強みを活かして、業績を向上させていくことを目指し、拡大が見込める分野については補完するためにどのような会社と組むべきか、経営的な視点から検討しています。
「予算」というと、「経費をいくら使えるか」とイメージするかもしれませんが、売上や利益の目標を達成するための行動を数字に落とし込んだものが予算です。キングジムは何を目指すのか、その目標のためにどのような手を打つべきか、会社全体の方針を定め、各部門からの申請を調整しながら人・モノ・お金といった経営資源を配分し、予算を編成することは、経営企画部の仕事の醍醐味です。また、部門別の利益や新製品の販売状況、過去からの損益推移といった経営状況に関する情報を経営層や各部門に対して提供し、「活用できる」「分かりやすい」と言っていただけたときにやりがいを感じます。キングジムをより良い会社にするためにはどうすればよいかを常に意識し、会社にとって価値ある情報を見える化して共有するようにしています。
現在、全社的なプロジェクトに2件参画していますが、今後も、自部門の担当業務とは別に、プロジェクト的な仕事に関わっていくことができればと思っています。プロジェクトのチームで力を合わせ、目標に向かってつくりあげていくような仕事にチャレンジしたいです。また、入社以来、経営管理の分野を中心にいろいろな経験をさせてもらってきました。とりわけベトナムに駐在した3年間は苦労も多くありましたが、充実した毎日で、本当に貴重な体験となりました。これからはそうした経験や知識を会社に還元し、次の方たちに継承することもしていかなければならないと考えています。
私自身の就職活動を振り返ってみると、面接で通ることがほとんどなく、誰がどこに内定した、という話を耳にしたり、インターネットに飛び交う情報を見ては焦る日々でしたが、自分に合った会社との縁が必ずあるはず、という信念と言いますか、半分開き直りがありました。多くの会社の内定をもらっても、実際に行く会社は一つだけです。「人事を尽くして天命を待つ」の精神で、周囲にあまり振り回され過ぎないようにしましょう。決まるときはすっと決まるものです。一緒に仕事ができることを楽しみにしています!
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6:00起床
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8:15出社 メールチェック
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9:00部内打ち合わせ
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10:30会議資料(予算実績差異報告)作成
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12:00お昼休憩
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13:00課内打ち合わせ
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15:00M&Aに関する打ち合わせ
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16:30会議資料(予算実績差異報告)作成続き
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17:35退社
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18:30帰宅
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19:00夕食
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23:00就寝
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