「キングジムグループ サステナビリティ基本方針」の策定、マテリアリティ(重要課題)の特定、および「環境方針」について
当社は2022年3月22日開催の取締役会において、「キングジムグループ サステナビリティ基本方針」の策定およびマテリアリティ(重要課題)の特定を決議いたしました。併せて「環境憲章」を見直し、「環境方針」への改定を行います。
1.「キングジムグループ サステナビリティ基本方針」
2024年6月期を最終年度とする第10次中期経営計画の中で、サステナビリティを重要な経営課題として位置付けております。サステナビリティ向上のための取り組みの基本的な方向性を明示するために、「キングジムグループ サステナビリティ基本方針」を策定いたしました。
キングジムグループ サステナビリティ基本方針
キングジムグループは、企業活動を通じて持続可能な社会の実現と当社グループの持続的な発展を目指します。
■仕事と暮らしを便利で快適にする商品を開発し、世の中に新しい価値を提供することで社会に貢献します。
■社会の責任ある一員として資源の有効活用を積極的に行い、企業活動の全域で地球環境の保全につとめます。
■多様な人材がそれぞれの能力を最大限に発揮し、自分らしく活躍するための職場環境づくりを推進します。
■健全なガバナンスにより社会から信頼される経営を行い、継続的な企業価値の向上を目指します。
2.マテリアリティ(重要課題)
当社の経営理念およびサステナビリティの考え方に基づき、ESGの観点から当社の事業活動と社会課題の関連性が高い4つの項目、「独創的な商品の開発による社会貢献」「環境への配慮」「多様な人材の活躍推進」「ガバナンスの充実」をマテリアリティ(重要課題)として特定し、これらに紐づく重要テーマを選定いたしました。特定したマテリアリティ(重要課題)をSDGsと関連付け、マテリアリティ(重要課題)の解決に向けた取り組みを通してSDGsの達成に貢献してまいります。
マテリアリティ(重要課題) | 重要テーマ | 関連するSDGs |
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■独創的な商品の開発による社会貢献 | ・世の中にない新しい価値の提供 ・サステナブルな商品の開発 ・品質管理の徹底 ・知的財産の獲得と保護 ・経営理念の実践と社内浸透 |
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■環境への配慮 | ・CO2排出量の低減 ・資源循環(3R) ・廃棄物管理 |
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■多様な人材の活躍推進 | ・労働安全衛生 ・ダイバーシティ推進 ・人材育成 ・ワークライフバランス推進 |
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■ガバナンスの充実 | ・コンプライアンスの徹底 ・リスクマネジメント |
3.「環境方針」
当社は、経営における環境活動の基盤として「環境憲章」を定めておりました。この度の「キングジムグループ サステナビリティ基本方針」の策定と合わせて、環境課題に対する社会的要請やグループ会社の増加による事業領域の拡大を踏まえて「環境憲章」の内容の見直しを行いました。また、名称を「環境方針」に変更し、サステナビリティに関する新たな方針とすることといたします。
環境方針
キングジムグループは、商品を供給する立場から環境への配慮を経営の重要課題としてとらえ、資源の有効活用を積極的に行います。社会の責任ある一員として、自然との共生を目指し、企業活動の全域で地球環境の保全につとめます。
環境行動指針
- 企画・開発・設計
企画・開発・設計において、環境への配慮を実践します。
- 調達・生産・販売・物流
持続可能な社会の実現に向けて、環境負荷の低減につとめます。
- 再生利用
循環型社会の実現を目指し、資源の有効活用を推進します。
- 法規制の遵守
環境に関する法律や規制、当社が同意するその他の要求事項を遵守します。
- 意識の向上
社員一人一人の環境に対する意識向上を図り、継続的な環境保全活動に取り組みます。
当社は、経営理念、「キングジムグループ サステナビリティ基本方針」、マテリアリティ(重要課題)および「環境方針」に基づき、持続可能な社会の実現に向けて今後も社会に貢献してまいります。