2013年に入社し、営業を3年経験した後に開発へ異動になりました。1年目の配属は東京支店、2年目からは大阪支店に異動。4年目から開発本部電子文具開発部のラベルライター課に異動になり、テプラを2年担当しました。その後は今のデジタルプロダクツ課に配属になりました。

2016年に入社しました。新卒で名古屋支店配属となり、2年間ルート営業を担当しました。2018年に広報室へ異動し、現在2部署目となります。入社直後から地方配属だったので、スーツを何着購入すればいいのか迷って人事の方に相談しました。(笑)

入社直後から名古屋支店だったんですね!当時は大変でしたか??

優しい年上の方々が多かったので大丈夫でした!

それは安心ですね。では次に通販部Oさんお願いします。

2019年に入社して、通販部の営業課に配属となりました。

全員営業経験者ですね!皆さん仕事上の関わりはありますか?

広報は開発と関わることが多いですね。主に新製品の発表会やテレビや雑誌の取材等で開発社員の皆さんに協力してもらっています。今週も取材の対応でTさんとお仕事をしました。通販部は普段はあまり関わりがないのですが、「SNS等でこの商品を取り上げて下さい!」などの依頼がたまに入ります。

なるほど。それでは今日は色々なお話が聞けそうですね。宜しくお願いします!

通販部はここ最近新入社員が入り、若手が多くなっていますね。課長、部長も気にかけて下さいますし、先輩に分からないことを聞きに行った時も真摯に対応してくれます。とにかく課員全員で助け合ってやっていこう!という雰囲気で非常に有難いです。
今年も後輩が入ってきて、私も少しでもやりやすいようにしてあげたいなと思っています。先輩の気持ちも少し分かって、先輩への感謝の気持ちがより強くなりました。

広報室は、やりたいことをやらせてもらえる部署ですね。答えがあるような仕事ではないので、迷うことも多いですが上長や先輩に相談をすると『いいね、やってみなよ』と言ってくれます。自分がやりたいことを伝えると、結構なんでもチャレンジできる部署だなと思います。

皆さんチームでお仕事をされているのでしょうか?

広報室は結構個人プレイですね。例えばSNSだと、XやInstagramなど1つのアカウントを1人で担当しています。基本的に個人で進めて、もっとよくなりそうな事があれば課内で話し合っていろんな案を出し合う感じです。
日ごろから雑談とかは結構あるかもしれません。おやつ交換したり。(笑)

Xでもよくお菓子の投稿ありますもんね。(笑)開発はどうでしょう?

私が所属している課も同じく、個人がプロジェクトリーダーになってどんどん仕事を進めていく色が強いですね。
課として協力的じゃないという訳ではなくて、もちろん課全体のフォローはあります。基本的には自分でこれをやりたいと決めて企画をし、予算を組んで予定を立て、進めていくような感じです。仕事を自分で取りにいかないと仕事がない部署ではあります。ただ、開発本部内でも課によって異なっていて、ラベルライター課やステーショナリー課はチームで動くことが多いと思いますよ。

Tさんは、営業と開発を経験されて大きな違いってありましたか?比べてみてどうでしょう?

営業はチームで動いているのをすごく感じますし、営業としての目標が明確な数字としてあるので、その分チームで切磋琢磨しながら頑張ろうって意識が高いですね。開発は大きな部内の共通目標はありますが、基本的には個人で頑張らないといけない範囲が多いので、その部分が大きな違いだなと感じました。

営業でお客様と接していたので、ユーザー様や代理店様の求めているものをイメージし、理解しようとまず考えるようにしています。開発者の自己満足ではなく、お客様目線で開発しようと意識的に行動できているのは営業を経験してよかったな、と思いますね。

営業の経験が商品のアイディアに活かされているんですね!Mさんはいかがですか?

営業を経験したことで、どのような流れでお客様に商品が届いているのかを学ぶことが出来ました。この経験があったからこそ商品を宣伝するときも、絞り込んだ施策をうてるので経験していて良かったなと思います。

お二人とも営業の経験が今の仕事に繋がっているとのことですが、皆さんはジョブローテーションはいい制度だと思いますか?

いい制度だと思います。

私はもともと飽き性なので(笑)一つの会社にいながら色々な経験ができるのは魅力的ですね。早く経験を積んでいろんな部署でチャレンジしてみたいです。

私が所属する通販部は通販カタログに商品を載せてもらうために交渉したり、販促の提案などをおこなっています。今は次のカタログに向けての提案を行っているので、少し忙しい時期ですね。

私はデジタルプロダクツ課に所属しています。主に電子文具と呼ばれている商品全般を企画・開発しています。海外の委託先の工場などとのやり取りが非常に多いので、外国語をよく使います。
言語も違えば文化も違うので、すり合わせしながらどれだけ考え方や品質の求める基準のギャップを埋められるのかを意識して進めています。基本的には一人でやりとりは行いますが、通訳が必要な時はキングジムの深セン事務所の社員に協力を仰ぎながら進めています。

海外の方とのやり取りがうまくいかないことはありますか?

数えきれないくらいあります。(笑)対面であれば、表情や身振りで喜怒哀楽を伝えられますけど、最近はコロナの影響でメールでのやり取りが多く、メールの場合はこちらが急いでいることや要求事項がしっかりと相手に伝わってなかったり…根本的なコミュニケーションが非常に難しいです…。

それは難しそうですね…。学生時代は英語を勉強されていたんですか?

いえいえ、学生時代は英語はまったくできませんでしたよ!学生時代に英語が出来なくても何とかなります。出来ていた方がいいですけど、大事なのはプロジェクトをやり遂げようというパッションです(笑)

熱い気持ちで乗り越えたんですね。(笑)次にMさんお願いします。

はい、今の仕事の担当は主にメディアの方とのやり取りをしています。新商品が出た時のプレスリリースの作成や新商品の発表会、取材の対応等です。他には開発本部や販促課と連携してパンフレットや動画を作成したり、公式HPの管理やSNSの運営をしています。また、キングジムでは広告業務も広報室が担っています。

まだまだ新人なのでやりがいまでとは言えませんが、キングジムはたくさん商品があるので、営業に行くと「こんな商品まで出したんだ!キングジムさん面白いね」と言ってもらえたり、色々な方に出会えるので楽しいです。紹介した商品に驚いてもらったり、商談が盛り上がると嬉しいですね。商品を載せてもらうことが第一の目的なので、そこを忘れないようにしなければなのですが…。

誰もが知っている通販カタログに自分が提案した商品が掲載されるのは大きなやりがいですよね!

担当先が売上的にも大きいので、最初は緊張していました(笑)でも今は、若手にも大きなチャレンジをさせて貰える有難さに応える為、しっかりやりきりたいという気持ちです。

では開発の仕事のやりがいについて教えて下さい!

やっぱり自分が担当した商品が店頭に並んだり、自分の商品で大口案件が決まったりすると嬉しいですね。発売日に店頭を見に行ったりしますが、何度行っても嬉しいと感じます。

自分が担当した中で、思い入れのある商品はありますか?

ガーリーテプラです。自分が初めて担当した商品なので。自分が担当した商品が継続的に販売され、ユーザー様の評価が高いと今までの苦労が報われます。

ありがとうございます。次にMさんお願いします。

嬉しかったことは、製品が記事になったときですね。広報の仕事は自社が伝えたい情報を伝えることももちろんですが、記者の方が求めている情報を提供するという二つの側面があります。
トレンドってあると思うんですけど、夏はクリアな商品など涼しげなものが売れたり人気が出るので…例えばオクトタツやフラッティを紹介します。逆に、夏にフェルトっぽい生地の商品を紹介しても載せて貰えなかったりします。
自社が持っている情報を加工して記者に提供するのは、難しくもあり、やりがいでもあります。同じ商品でもメディアに合わせて情報を加工しています。

それぞれのメディアの情報収集も行っているんでですか?

PRしたい商品があれば、過去の記事を読み漁って、このメディアさんはこういう傾向の製品が好きなんだなとリサーチを必ず行っていますよ。

文章を作成することが大変ですね。レターやリリースを書いたり、メルマガやSNSの文章を作成していますが、全てトーンが違うので非常に大変です。リリ-スは中学生の方でもわかるくらい分かりやすい文章にしていますが、メディア向けなので少し固めな文章を心がけています。逆にSNSだと、親しみやすい内容の文章を作成しています。異動したての頃は全然うまくできず、7割赤で修正されていました。その時はさすがに落ち込みました…。ですが、先輩からの赤ペンチェックも、ダメだった理由が細かく書かれているので、どんどんチャレンジして学んでいました。

先ほどもお話したように、個人の裁量が多い部署なので、プロジェクトマネージャーで動くことが多く、マルチタスクをまとめることが非常に大変です。営業・広報・調達・品質管理等、本当にたくさんの部署と関わっいるので、納期が遅延していくと後ろの予定もずれていってしまいます。スケジュール管理に気を付けたり、予算の管理や、原価や収益計算などの能力も求められます。どれも手を抜けないですし、抜いてしまうとすべてがパンクしてしまいます。

計画的に行っていくコツはありますか?

僕が意識的にやっているのは、後回しにしないでやれることはすぐやる事です。メールの返信も溜めずにすぐ返信しています。『あとでいいや』はしません。どんなに小さな仕事でも潰していきます。また、納期がある仕事に関しても納期当日に提出することはせず、必ず納期前に提出できるスケジュールを立て、納期前に提出することで、何かあった時の為に余裕を持たせています。

通販部のOさんはどうですか?

商品を紹介するのは楽しいですが、商品の情報を入力する事務作業が大変ですね。
何百もの商品情報を入力した時が一番大変でした。私は話したりプレゼンする方が好きなので、ちまちま入力する作業が本当に苦手なんです…(笑)ただ、終えた時には非常に達成感がありました!

営業と聞くと外回りのイメージを持っていましたが、意外と事務作業もあるんですね。

そうですね、営業の部署によって異なります。通販部が商談に行く頻度は、多くて週に2回位ですね。それ以外は地味な作業が多いです。やってしまった失敗談だと、cmとmmの入力間違えです。(笑)失敗をしても誠意をもって対応したことで、次会ったときは笑顔で対応して下さいました。お客様にも恵まれて非常にありがたいなと思っています。

まずは信頼関係を築くことが大事で、そのためにはどんな仕事も責任感をもって対応しています。頼まれた仕事に関しては、自分の持てる100%力で対応するよう心がけています。当たり前のことを当たり前にすることは、意外にも意識的にやらないと出来ないものだと実感しています。

情報の共有は大事にしようと心がけています。まだまだ若手なので、自分がやっていることなどを報告をして、何か起きた時にもすぐにフォローしていただけるように。

さまざまなものに興味を持つことです。ファッションやゲームなど、文房具業界に限らず興味の幅を広げることで面白い企画などを思いつくきっかけになるので、ニュースやトレンドはチェックしています。

文具業界はあんまり新商品とか活発に出ないのかな?暗い業界なのかな?て思ってました。逆に入社してみると、毎月新商品でますし…そういった意味では業界の中ではインパクトのある企業だな、と思ってます。新鮮味があって面白いですよね。

ギャップはそんなに感じませんでしたが、唯一感じたのは社員との距離感です。一部上場の企業なので、もっとカッチリした企業なのかと思っていました。ですが、部署の垣根を越えて協力し合えているのはいい意味でギャップを感じました。また、仕事の中で社長に内線をかけることもあり、距離の近さを感じます。役員の方々も名前で呼んでくれるので嬉しいです。

入社するときは変わった人多いのかな、って思ってました。でもそんなことはなくて、皆さん非常にまじめな方が多いです。あと、オフィスが意外と普通でした。(笑)いい意味で(笑)入社前はもっと派手な色のデスクとかあるのかな～と想像してました。

頼られる存在になりたいです。先輩をみてても、お客様の悩みに対して先輩が解決し、信頼を得ているので自分も将来そうなりたいと思います。まだまだ自分には実力が足りないので、一歩一歩経験や知識を重ねて、信頼される営業として成長していきたいです。またその次のステップとして、営業の経験を活かして商品開発や他の色々な部署でも活躍出来たらなと思っています。

厚型ファイルやテプラ等事務用品のイメージが強いので、「HITOTOKI(ヒトトキ)」などの個人ユースの製品をプッシュして、個人ユーザーを増やし、身近な存在として「キングジム知ってるよ」と言われる企業にしていきたいです。

今後はEC関連やグループ会社も経験してみたいと思っています。違った観点からどんどんチャレンジし、自分の幅を広げたいですね。

譲れない軸を明確にし、それを折らずにやりたい事を追求した方がいいと思います。自分を見つめ直して、やりたいことは何かを明確にした方がいいです。

自分が希望する企業の社員さんと雰囲気が合うかどうかは見ておいた方がいいですね。インターンなどで社内ですれ違う方はもしかしたら将来一緒に働く方なので、雰囲気は重要ですね。

私は他社の夏のインターン競争に負けて、他の「オススメ企業はコチラ」に出てきたのがキングジムでした。少しでも気になったら説明会やインターンに参加することは、そんなに難しい事ではないので、最初のうちは手広くエントリーすることが大事だと思います!どこにどんな縁が落ちているか分からないので。