座談会

社員座談会~若手から中堅まで、仕事について語ってもらいました~

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質問

Q.現在の仕事について教えてください。

デザイン設計部エンジニアリング課で設計などの技術面で商品開発のサポートを行っています。製品の生産時には海外など、現地の製造工場を訪れて、生産管理なども行います。
大学では機械工学系の学科で学ばれていたとのことですが、今の仕事に活かせていますか?
大学での知識を全く使わないわけではないですが、日常的に使っているのは3DCADの技術くらいですかね。電子工学的な知識も必要になるのですが、ほとんど無知だったので会社に入って一から勉強することの方が多かったです。
私は広報室で新商品のリリース記事を書いたり、メディアの方の取材対応や、ホームページの対応、あとは国内子会社商品のPRの手伝いや、開発・販促課と協力してのパンフレット作りなどの業務を行っています。
では、経理2回目の渡邊さんはいかがですか。
そうなんです。経理2回目なんですよね。笑
今は、最初に経理に配属されていた際にやっていたのと同じ、得意先への請求・回収といった債権業務に加え、海外子会社の財務内容や決算資料の確認業務を担当しています。
最初の仕事に+新しい仕事が加わったということですね。
そうですね。そこは2回目ですから求められる業務も増えましたね。

Q.仕事にやりがいを感じるのはどんな時ですか。

メディアの方に新しい商品を説明した時、「いいね」と言ってもらえることです。
あとは、マスコミの方から「こういった感じの商品を掲載したい」とざっくりした要望が来たときはこちらからいくつか提案させていただくんですが、それが実際に採用された時などですかね。
開発段階ではさまざまな問題やトラブルが起きるのですが、それを一つ一つ解決して発売させるまでの過程にやりがいを感じます。
例えばマウスブリッジのような一見作るのが簡単そうな製品でも、操作面の滑り具合の調整には結構時間をかけました。最終的にはユーザーが自分で調整できるアソビも必要だろうという事で「摩擦調整シート」というものを付属させましたが、製品のレビューでこういう付属品についても肯定的な意見が挙がっているのを見るととても嬉しいですね。
広報的にも「マウスの滑り具合をカスタマイズできる摩擦調整シートも同梱されています!」とPRできるようになって、さらに受けがよくなりましたよ。
私は経理なので二人みたいに形を持った目に見えるものはないんですよね。
でも、四半期ごとに行う決算業務は達成感がありますね。
日常の業務+決算業務を行うのでその時期の経理部は非常に忙しいのですが、そんな中でも正確に業務を行い、決算資料が完成した時は、やはりうれしいです。
経理はやはり正確さが求められますよね。ミスが見つかってやり直すことも?
ありますよ。人間ですからどんなに気を付けてもミスをするときはします。
でも、そうしたトラブルも、いかに迅速に解決するか考えて乗り越えていきます。

Q.仕事をしていて、一番成果を出せたと思ったことは?

私は営業も経験したのですが、オフセットホルダーの特注品を完成させて納品した時ですかね。入社から4年目ではあったのですが営業としては1年目、右も左もわからない中でやった仕事でした。なので、当時のさいたま営業所所長や先輩たちに手とり足とり教えてもらいながら、お客さんの要望と技術面のすり合わせを行い、やっと特注品が完成して納品した時のことは非常に思い出深いです。
特注品は逆に営業でないと扱わない仕事ですね。
お客さんとの技術面のすり合わせとか、開発を経験した私たちでも知らない仕事もあるんですね。
開発としては自分の担当した製品の一つ一つが分かりやすい成果ですね。自分の担当商品がネットのレビューで星4つとかついていると、すごくうれしいです。
私は広報に来てまだ日が浅いので、一番の成果というとやはり商品開発部時代に自分が企画して世に出した商品でしょうか。一緒にチームを組んだ先輩はそれまで一緒に仕事をしたことが無かった先輩で、商品自体もネットワーク系のものだったのですが自分がその分野について疎くて、初めは「本当に大丈夫なのか」という感じだったんですけれど、何とか商品化までこぎつけられました。
ネットワーク系は理学部出身の宮崎さんでも専攻外だったんですね。
そうなんです。専攻は化学だったんで。笑
でも、先輩のサポートを受けながら最初から最後までやり通すことができました。開発は他部署に比べると理系の社員が多いので、そうした方たちとのやり取りも勉強になります。

Q.では、会社に入って一番つらかったことはなんですか?

つらいというか、目下の課題なのですが「時間の使い方」ですね。
開発にいた時には自分でスケジュールを組めたので割と忙しい時とそうでないときの調整ができたんですが、広報はマスコミというお客さんがいらっしゃるので、そうはいかないですね。新製品の発表後は取材の依頼が重なったりして。今まで「先方のスケジュールに合わせて仕事をする」という経験が無かったので、そこについては少し戸惑いました。
そうしたスケジュール感に少し慣れてきましたか?
そうですね。広報は基本的に2人以上で1つの案件に対応しますし、人数の少ない部署ですので、誰かの仕事量がいっぱいいっぱいになっているのはすぐわかるんです。なので、忙しい時はサポートしてもらったり、逆にサポートしたりしてお互いに協力して乗り切っています。
私も宮崎さんと同じですね。経理から営業という、まったくスピード感の違う部署に異動したので、時間をどう使うか最初は戸惑いました。
営業はお客さんに合わせて動くのが基本の部署ですもんね。
でも、営業を経験したおかげでスピード感を持ってこなす、ということができるようになったので、それは海外事業推進部でも、経理部に戻っても役に立っています。
私の場合は、入社して初めて携わった大型商品がペンディングになったことですね。半年以上ほぼ毎日その商品に付きっきりだったんですが、どうしても解決できない問題が発生して発売できなくなってしまったんです。その時は「自分の半年間は何だったんだ」と思いました。
でも、その半年の間に商品開発に関わる様々な業務を経験できたおかげで仕事のスキルはすごく上がったと思います。

Q.ジョブローテーションについて、どう思いますか。

私はまだ2年目で、入りたかった部署に配属されて仕事をしてるので、異動したくないのが本音なのですが…渡邊さんと宮崎さんは実際異動してみてどうでしたか!?
うーん。私の場合は6年間開発にいたから、ある種の「やりきった感」が出てきてたんですよね。
それが新しい部署へ行くともちろん知らないことだらけなので、なんというかすごく新鮮な気持ちでまた仕事に臨めましたね。
あとは、関わる人の変化ってすごく良いことだと思いました。開発の時も多くの人と関わったつもりでいたんですが、広報に来たら社内でも知らない人ばかりで。笑
400人いる社員のほんの一部にしか出会えてなかったんだと思いました。開発にずっといたら出会わなかったマスコミの方とかもたくさんいますし。あと、違う上司のもとで仕事をすると方針とか仕事への姿勢が皆さん少しずつ違って、それを全部吸収していくのはすごく良いことだと思います。
私もそれは思いますね。同じ会社でもいろいろな人がいますから。
経理で社内、営業で社外も見ましたが、さらに海外事業推進部では海外の人とも関わることができました。3部署を経験して、会社の全体像がつかめてきた気がします。あとは、自分の部署以外の人の立場もわかるようになりました。
最初に経理にいたころには「なんでこの営業の人は書類の提出が遅れるのだろう」と思っていたのですが、いざ自分が営業になってみると社内よりも社外のお客様優先なので、「これは後回しにもなるな!」と。笑
そうした経験があるので、経理に戻った今は催促する時も前より相手の立場に立った言葉を選んで、円滑にできるようになりましたね。
言われた相手も「渡邊さんは営業もやっていたからわかってくれている」と思ってくれますしね。
私も前部署の経験が今の部署で活かせていますよ。製品パンフレットを作るときには開発の意図をなるべく汲もうと心がけています。
では、ジョブローテーションの悪い面はありますか?
うーん…?
あ、なければ無理に出さなくても結構ですよ。笑
総合職でジョブローテーションありという条件で入社してますから、そこについて不満というのはあまり。
何でしょう。強いて言えば単純に勤務するフロアが変わったので、封筒がどこにあるのかわからないとか、複合機でスキャンしたデータがどこに保存されたのかわからないとか?
あとは、異動を通達された時にびっくりしますかね。「え?そこ!?」って。
でも、一度異動すると「これでしばらく異動はないだろうなー」と思って、6月の異動シーズンにそわそわすることはなくなりますよね。
そうなんですね。私は開発本部の中で課の異動はしてみたいなーくらいの感覚だったのですが。でも、やっぱり異動を想像するとドキドキしちゃいます。笑
「自分には向かない」と思っていた部署でも、実際やってみるとわかることもありますよ。
向かないと思っていた部署に異動したことがあるんですね。笑
いや、経理から営業だったので畑違いすぎだろうと。笑
でも、実際やってみてとても良い経験になりましたよ。

Q.入社してからご自身が成長したなと思うのはどんなところですか。

変に緊張せず目上の人とも話せるようになったことですかね。開発時代の席が役員の目の前で、よく常務とお話していたので。笑
そうした緊張せずに話せるというスキルは、広報に異動してマスコミ対応をする時にも役立っていると思います。
私も営業を経験したことでコミュニケーションスキルが上がりましたね。
あとは経理の専門知識を身に付けることができました。
渡邊さんは商学部出身ですが、簿記の知識はあったんですか。
それが全然で。笑
入社して1から勉強して、簿記検定を受けて資格を取りました。
経理に配属されてからどのくらいで資格を取られたんですか。
半年です。
よくそんな短期間で取れましたね…!
私なんか社内の主任昇格試験の簿記問題だけで「もう、無理」ってなっちゃいましたよ!
いや、意外とできるものですよ。資格学校にも通わせてもらいましたしね。
2回目の経理配属まで4年ブランクがあったんですが、最近ようやく仕事の感覚を取り戻してきました。
私はまだ入社して1年半なので自分自身で成長した所って見つけづらいですが、時間の使い方はうまくなりました。入社の頃はすべてに全力投球で不必要なところに時間をかけて切羽詰まってしまうことがあったのですが、今はいい意味で力の抜きどころがわかったので、ゆとりを持って仕事ができています。

Q.仕事をする上で大切にしているのはどんなことですか。

意見を求められたときは「YESマン」にならないことですね。せっかく意見を求めてきてくれているのですから、自分の意見を明確に伝えるようにしています。その意見が採用されるかどうかは置いておいて、色々な意見や提案があった方がよりよい製品になると思うので。
でも、同じフロア内で一番年下なので、蛍光灯を取り換えるとかの雑務なんかの場合は自ら率先して「YESマン」になってます。笑
なんでそこで率先してるの。笑
私の場合、経理の仕事は作業とかルーティンワークになりがちなので仕事の中身をきちんと理解するようにしています。他部門に異動して経理での仕事の中身とか意味が見えてきたところもありますしね。
あとは、できるだけ多くの人とコミュニケーションをとるようにしています。
コミュニケーションの取り方も、経理のフロアから一歩も出ずに電話で要件を済ませるのではなく、実際に相手の席まで行って対面で話したりすると全然反応が違いますしね。
私は広報で他部署と関わることが多い仕事なので、各部署の人の話をよく聞き、それぞれに理解を示すようにしています。一見こちらが「?」と思うことでも、真意は理解できるものだったりするので。
パンフレットを作成するときはそれぞれの意見をきっちり聞いて、まれに意見が対立しそうになったときには、あくまで冷静にどうするべきかを考えられるような環境づくりができるように心がけています。ネガティブな空気の中で仕事をしたい人はいないので、それぞれの言い分に理解を示せば、場が荒れることは回避できると思っています。

Q.キングジムを今後、どんな会社にしていきたいですか?

いきなり壮大な質問来ましたね。笑
なんか、おこがましいです。笑
私は会社がブランド名として浸透したらいいなと思っています。「キングジム」の商品だったら全部欲しい!っていう人が出てくるような。
広報として感じているのは、キングジムは「面白い製品をつくっている会社」としてマスコミに取り上げられることが多いのですが、実際の売り上げの基幹は厚型ファイルとテプラなんですよね。私が入社した時にも「厚型ファイル、テプラに続く第3の柱をつくってくれ」と言われて開発に配属されたのですが、実際、まだ明確に第3の柱と言える商品は生み出せていません。そうした製品がでてきたら、広報として盛大に宣伝したいですね。
私も第3の柱の登場や新規事業の立ち上げで会社が成長していければと思います。経理という立場ではそうしたことを直接やるのは難しいかもしれませんので、その時は管理部門としてしっかりサポートさせてもらいます。

Q.では、今後のご自身の目標は。

私は2年目なので、まずはさらに知識を身に付けて独り立ちできるようになりたいです。
あとはエンジニアリング課でも企画の発案はできますので、自分が0から立ち上げた企画でヒット製品を生み出したいです。
私も広報に異動してまだ半年なので、とりあえずは一通りの業務こなせるようになりたいです。もし5、6年してまた異動になったとしても、今の経験を活かして仕事をしていきたいです。この先、出産や子育てがあるかもしれませんが、今の部署でもちょうど育休中の先輩がいたりと、その点は心配してないですね。定年まで働きます!笑
私は今の経理の業務のスキルをさらに高めていきたいですね。
経理の業務は多岐にわたりますので、今は担当外のそうした業務についても理解できるようになりたいです。

Q.最後に、就職活動生へメッセージを!

妥協はしないでほしいです。給料がいいからこの会社でいいや、とか。
自分の場合は開発がやれる会社にこだわっていました。本当にやりたいことがやれる会社に入ってほしいと思います。
ネットに惑わされないでほしいですね。私が就活生の頃は、まだそれほどSNSが発達していなかったのですが、それでもネットの情報に一喜一憂していました。でも、見ても見なくても結果は変わらないし、むしろ見ない方が精神的に良い場面が多かったですよ。
あと、面接の際はテンプレートにして覚えてきた話をするのではなく、その場で自分の言葉で話してほしいですね。私が面接を受けた時にも「覚えてきたな」と面接官に見抜かれているのを感じたりしたので。笑
面接は場慣れすることも大事なので、たくさんの会社を受けるのも良いと思いますよ。
是非、いろんな業界を見てほしいですね。メーカーにするにせよ文具以外に食品とか、医薬品とか。違う業界を見ることで自分の「軸」が決まってくると思います。

皆さん、ご協力ありがとうございました。(おわり)

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