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ポタラ開発物語

日々の防犯や、いつ起こるかわからない災害。
どう備えればいいか分からない・・・

“いつも”と“もしも”を
もっとフリーに!

ポタラ
ポタラ
ポタラ
ポタラ開発担当  デジタルプロダクツ開発部 ワークイノベーション課 所属 I.T.
ポタラ開発担当
デジタルプロダクツ開発部 ワークイノベーション課 所属 I.T.

ポタラ開発担当  デジタルプロダクツ開発部 ワークイノベーション課 所属 I.T.

2018年、新卒入社。就職活動では、ものづくりへの関心からメーカーを中心にエントリー。キングジムは文系出身でも開発職に就くことができ、文具にとどまらず様々なジャンルの商品を開発していることに惹かれた。また採用面接で「自分の経験にじっくりと耳を傾け、真摯に向き合ってもらった」と感じたことから入社を決めた。入社後はまず業界の流れを学びたいと営業を希望。量販部で家電量販店への営業に3年間従事したのち、開発本部で電子商品の商品開発を担当している。

商品誕生のきっかけは「大人の趣味」調査

課内で、商品開発の一環として、テーマに沿って商品のアイデアを出し合う「アイデア提案会」を行っています。あるときのテーマが「大人の趣味」になり、趣味の人気ランキングを調べてみたのです。上位にランクインする「ランニング・ウォーキング」を深掘りすると、夜間にランニングやウォーキングをする方が、手ぶらで使えるライトを求めているとわかりました。さらに、大手セキュリティ会社が災害時の防犯対策として防犯ブザーやミニライトの携帯を推奨していると知り、「ライト」と「防犯ブザー」を組み合わせた、日常時も防災時も使えるフェーズフリー商品のアイデアにつながりました。

ポタラ開発担当  デジタルプロダクツ開発部 ワークイノベーション課 所属 I.T.

利用する方にとってわかりやすく、快適な商品を作りたい!

私が商品開発で大切にしているのは「ユーザビリティ」、つまり利用する方にとってわかりやすく、快適に使えることです。ポタラも、ライトの角度や照射範囲などの性能に加えて、暗い夜道で少しでも安心感を得られるようにと温かみのある白色を採用するなど、ユーザビリティを大切にして作っています。そのほか、防犯ブザーの操作感や防塵防水性能、安全性など、さまざまな点にこだわりました。
そのこだわりを形にするまでには様々な課題もありました。例えば、企画初期段階では、当社が想定する筐体サイズと、製造委託先で実現可能な筐体サイズに大きな差がありましたが、お互いに検討を重ね、最終的に現在のサイズ感が実現しました。また、ライトの光量の検証では、本社地下1階の真っ暗な倉庫でテストを行い、倉庫とデスクを何度も往復してデータを集め、最適なライト仕様を検討しました。

ポタラ

思わず口に出したくなる「ポタラ」 予測を上回るヒット商品に

商品名を考案するときは、3~4文字程度で、思わず口に出したくなるような響きを重視しています。市場のヒット商品を見ると半濁音(パピプペポ)がある名称が多いことも参考に、「ポータブルライト」から3文字を抜き出して、「ポタラ」と名付けました。
ポタラは商品発表時から大きな反響があり、発売前にも関わらず追加生産が決定しました。さらに発売約4ヶ月で、年間販売予測数量を上回る売れ行きとなりました。多数のWebメディアに取り上げていただき、日照時間が短くなる冬にはさらに売り上げが伸長。レビューでも高い評価をいただき、多くのお客様にご満足いただいていることを実感できました。

ポタラ
ポタラ開発担当  デジタルプロダクツ開発部 ワークイノベーション課 所属 I.T.

エピローグ

自分が開発した商品で、誰かの人生を豊かにすることができる仕事です。当社では年次に関係なく案件を任され、自分の考えを業務に反映することができます。私自身も営業から開発へとジョブローテーションを経験し、培った知識を活かして日々開発業務に取り組んでいます。部署を越えた活発な交流があり、挑戦しながら安心して成長できる環境が整っていますので、そのような環境で働きたい方に最適な職場です!