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HITOTOKI開発物語

繰り返される日々を大事にしたい

持っているだけで
「いい日」になる
文房具を。

HITOTOKI
HITOTOKI
HITOTOKI
HITOTOKI開発担当  ライフグッズ開発部 スタイル文具課 所属 M.M.
HITOTOKI開発担当
ライフグッズ開発部 スタイル文具課 所属 M.M.

HITOTOKI開発担当  ライフグッズ開発部 スタイル文具課 所属 M.M.

2011年、新卒入社。幼少期から文具好きで、「いつか文具を作る仕事に携わりたい」と思いながら就職活動に臨む。キングジムを志望したのは、若手のうちからアイデアを採用してもらえる環境であること、デジタルにもアナログにも携われる環境であることから。面接の雰囲気も心地よく、「うわべの会話ではなく、本心を知りたいと思ってもらえている」と感じ入社。3年間電子文具の開発を担当した後、一般文具の開発を行う部署へ異動。HITOTOKIのブランド立ち上げを担う。

商品をつなぐ世界観をユーザーに届けたい

スタイル文具課に異動してから、「オトナのシールコレクション」や「KITTA」など、ターゲットやコンセプトを明確にした商品を多く担当しました。そうした中で、次第に複数の商品をまたぐ「ブランド」としてのまとまりが欲しい、と思うようになりました。
お洋服などで「このブランドの感じ、好きだな」と思うことがあるように、文具でもそう思ってもらえる世界観を作っていこうとしたのです。目指したのは「新商品が待ち遠しい」と思っていただけるブランド。いつか、単体商品のPRでは届かないような大きな活動につなげられたらと考えていました。

HITOTOKI開発担当  ライフグッズ開発部 スタイル文具課 所属 M.M.

HITOTOKIの文房具をきっかけに「いい日」が増えますように

ブランドコンセプトの言語化には時間をかけました。オフィスで考えていても良い言葉が浮かばず、外に出て文具以外のお店を巡っては浮かんだ言葉をメモし続けました。そうした積み重ねを経て、「いい日と。」から始まるコンセプトとステートメントを作成しました。
「いい日」と入れたのは、“日々”という言葉に強い想いを持っていたからです。「何気ない日々は気が付くとあっという間に過ぎてしまう。でもそんな日々の積み重ねで人生は完成していく。いい人生にすることは今すぐにはなかなか難しいけれど、『いい日』なら作れるかもしれない。HITOTOKIの文房具がきっかけで『いい日』が増えますように。その積み重ねで良い人生になりますように――」そんな想いを込めたステートメントです。

HITOTOKI

商品開発で大切な「人との関係づくり」

ブランドを育てていくためには、一貫したデザインやルールを作って世界観を定着させる必要があります。複数商品をまたいだブランド化は、当社にとって初の試みだったので、「ブランドとは」への理解がとても大切だったなと思います。社内では、丁寧に説明して理解を広めることを心がけました。
また、ブランドづくりにはデザインの力も欠かせません。ロゴやイメージを作るため、まずデザイナーとチームになり、外部の制作会社の協力も得ました。広報・販促課にも専任チームが必要だと感じ、興味を持ってもらえた社内メンバーに声をかけてさらにチームを増やしました。開発の仕事では、社外・社内を問わず、たくさんの人と関わります。人との関係性を築きあげることも、私たちの大切な仕事だと感じます。

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「自分は必ず買います」と胸を張って言える商品しか企画しない

ブランド立ち上げ時に開設したHITOTOKIのInstagramは、今、お客様とのコミュニケーションの場になりました。開発はお客様との直接の接点があまりないので、Instagramへのリアクションは大きな励みです。お客様の投稿はチームでも意識して検索し、企画の参考にしています。
私は『こんな商品があったら自分は必ず買います』と胸を張って言える商品しか企画しないと自分自身と約束しています。データやマーケティングも非常に重要ですが、同じだけぐっと心に刺さる欲求を引き出せるような商品企画をしていきたいです。今後は、文房具にとどまらず、ライフグッズも増やし、「HITOTOKI」ブランドをさらに成長させていきたいと思っています。

HITOTOKI開発担当  ライフグッズ開発部 スタイル文具課 所属 M.M.
HITOTOKI開発担当  ライフグッズ開発部 スタイル文具課 所属 M.M.

エピローグ

仕事は人と一緒に進めることで成り立ち、チームで回していくものなので、どんな人とどんな業務をするか、が重要だと今改めて思います。業務内容ももちろんですが、面接などで社員と会う中で、自分と雰囲気が合いそうかどうかをぜひ大切にしてほしいです。